チベットの哀しくも力強い映画 ルンタの感想
2017年4月9日
兵庫県立美術館にて特別上映された
チベット映画ルンタを鑑賞。
2009年から増えているチベット人の
焼身自殺についてのドキュメンタリー映画ルンタ
非暴力で殺生をしないチベット人が他者を傷つけずに民族浄化を訴える最期の手段が焼身だという
今は150人以上が焼身自殺していて、まだまだ増えるという、、。
ルンタとは(風の馬)の意。
チベットの旗に描かれた馬
旗が風にはためいて
旗に書かれたお祈りを神様に運ぶ
どんな強風でも風を受けて
チベットの大地になびくルンタの旗は、優しいチベット人の哀しいにま歴史に負けていない、そんな雄大さを感じる
平和的なデモでさえ投獄され
拷問され殺される事もあるというチベットの現状、、、ネットで知ってはいたけど実際のチベットの現状を、ダラムサラで長年支援している日本人の口から聞くのは堪えた
何が出来るのか?
少しでも世界に向けチベットの悲惨な現状を伝える事が大事だと
映画は伝えていました。
映画後のトークで監督も言っていた
○遊牧を制限された遊牧民は草を求めての移動も出来ず遊牧民を止めて出稼ぎに、、、
○拷問されても共産党と互角に戦ったと自負するチベット女性、、、
ドキュメンタリー映画の力は凄いなって素直に思えた
実際のチベットが見たい
人を動かす力が
この映画ルンタにはある